2号店の出店は多店舗展開のスタートを意味します。お店が2店舗になってしまうと経営者が一人ですべての店舗を見ることはできませんから、2号店出店後はそれまでとはマネジメントの難易度が劇的に上昇することになります。したがって、2号店の出店は、出店後のマネジメントも踏まえて戦略を立てることが求められ…
のれん分け制度構築において、本部が提供する4つの代表的な機能として、①商標使用許諾、②商品・物品の供給・仕入れ、③開業指導、④経営指導の4つがあります。現代ののれん分け・従業員独立支援制度は、導入している企業によって多様な進化を遂げており、決まった形があるわけではありませんが、多くの場合、この4…
「人手不足問題とのれん分け・社員独立支援制度」では、人手不足の問題が深刻度を増す飲食業界において、のれん分け・従業員独立支援制度の導入は人手不足問題を解決できる一つの可能性であることを紹介しました。実際、人材確保を目的としたのれん分け・従業員独立支援制度導入に関連する相談は増加傾向にあり、のれん…
近年、飲食業界に限らず、人手不足の問題は深刻化の一途です。平成29年4月時点での有効求人倍率は1.5倍弱と、売り手市場の状態が継続しています。その流れを踏まえて、平均時給も高騰の一途であり、人手不足問題は飲食店の継続可否を左右しかねない重要課題となっています。人材採用についても、企業…
前の記事、「メニューブックをつくる①掲載商品を決める」では、メニューブックに掲載する商品の決め方、「メニューブックをつくる②価格を決める」では、メニューブックに掲載する価格の決め方について紹介しました。今回から、その商品・価格をメニューブックの実際のページにどのように割り当てていくのかを紹介いたしま…
メニューの開発は、飲食店をオープンするときの大前提でもありますが、開業後も継続的に取り組んでいかなければならない課題です。下の概念図をもとに、メニュー開発の2大目標である「売れる」「利益が出る」ための手法を探っていきましょう。今回は、「売れる」ためのメニュー開発の考え方をご紹介いたします。…
1) 飲食店の商圏とは飲食店を開業する際には店舗の立地を考えると思いますが、その店の商圏にどのくらいの人口があり、次にその商圏人口のうちどれくらいの割合でお客様として来ていただけるのか、というのが立地の基本的な考え方になります。「商圏」というのは、その店への来店が期待できるお客様の居住地域・通勤…
前の記事「メニューブックをつくる①掲載商品を決める」では、クロスABC分析によって分類されたランク付けから掲載商品を決める方法を紹介しました。また、売上と粗利のランクだけでは判断できない選択の基準についてもお伝えしました。今回は、メニューブック掲載商品の価格の決め方について、そのポイントを紹介いたし…
ハンバーガーチェーン最大手であるマクドナルドの業績回復が続いています。10月5日に発表した9月の既存店売上高は前年同月比7.3%増の結果で、既存店売上高は22カ月連続でのプラスとなったようです。2014年に発生した期限切れチキンの問題や異物混入問題といった事故発生以前の水準には戻っていな…
先週、東北地方にてラーメン店を経営する企業様から、フランチャイズ展開についてのご相談をいただきました。ここ最近、地方の企業様からのご相談が増えています。旅好きの私にとってはうれしい限りです。今回ご相談いただいたのは、ラーメン店1店舗を経営されており、今後は地方を中心に多店舗展開を進め…