こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先週は2ヵ月ぶりに
のれん分けセミナーを開催したのですが、
その際、セミナー参加者から
のれん分け制度を活用するのって
けっこう大変なのですね、、、
というお声をいただきました。
私どもがお伝えしたい内容が
正しく伝わっているからこその反応であり
大変うれしく思います ^ ^
そう、のれん分け制度を活用することって
けっこう大変なんです。
なので、
のれん分け制度の形をつくれば
独立希望者がどんどん出るよね
なんて考えている方は
要注意です。
もちろん、
のれん分け制度の利用者を
輩出することだけを考えれば
そんなに難しくありません。
例えば、
・自己資金がゼロで独立できて
・すでに収益が上がっている直営店を引き継げて
・赤字になっても最低収入が保証されている
なんて制度をつくれば
独立希望者はすぐにあらわれることでしょう。
でも、そんな仕組みで
独立者を輩出したところで、
本部経営者が
“のれん分け制度を通じて実現したい姿”
を実現することができるでしょうか。
この点はよくよく考えておく
必要があります。
仮に、本部経営者が
のれん分け制度で独立した人に
「経営者マインドを持って
仕事に本気で取り組んで欲しい!」
と考えていたとしたら、
上記のような
“独立者の覚悟を求めない設計”では
理想を実現できる可能性は極めて低いでしょう。
のれん分け制度は、
本部経営者の理想を実現するための
“1つのツール”
でしかありません。
のれん分け制度の
利用者を輩出できたところで、
その結果、
本部経営者の理想が実現できなければ
まったく意味がないんですよね。
ただ、本部の理想を追求すると、
当然、現実との乖離が生まれます。
多くの場合、独立候補者の希望から
離れた制度設計になってしまうのです。
例えば、
・独立候補者はほとんど貯金がない
・にもかかわらず、相手に覚悟を問うために
数百万円程度の自己資金が必要なプランを示す
なんていうのは、その典型例です。
こうなると、独立候補者が
のれん分け制度を利用するハードルが
非常に高くなります。
自己資金を投資する必要性について
時間をかけて教育や動機付けをする必要性が
でてくるでしょう。
これって、とても大変です。
だけど、この大変さを乗り越えなければ
たとえのれん分け制度の利用者を輩出できたとしても
本部経営者の理想が実現されることはないのです。
だから、私たちは
大変なことを承知の上で
本部経営者の理想を実現する
のれん分け制度の構築&運用
の方法論をお伝えしているのです ^ ^
これが本質ではないでしょうか。
私たちはそう信じています。
これからも、形だけではなく、
本質を追求していきたいと思います ^ ^
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