こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先日、先月末まで弊社がのれん分け制度の構築をお手伝いさせていただいたクライアントから
うれしい知らせが届きました ^ ^
なんと、のれん分け制度の公表直後に、2名の独立が決まったとのこと。
ちなみに、今月初旬に、はじめて制度を公表したばかりです。
予め独立者が決まっていたわけではありません。
弊社のこれまでの経験の中でも、のれん分け制度公表直後に独立者が決まるのは、極めて稀なケースです。
しかも、このコロナ禍での出来事ですから、より一層おどろきです。
なお、のれん分け制度つくりや成功のポイントについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
そして、独立することになった社員が、他の社員宛に送ったメールを、経営者から特別に共有していただきました。
大変参考になるので、ぜひお読みいただければと思います。
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E社のみなさま
お疲れ様です。
本日、社長と今後のビジョンに対して
ご相談させていただき
私はE社ののれん分け制度を利用し
『経営者』として今後E社と共に
歩んでいくことを決断させていただきました。
決定した要因は様々ありますが
やはりここまで成長できた要因は、
E社と共に歩んできたからです。
今後経営者になって様々な障害があると思いますが
E社がバックにいてくれるなら心強いですし
挑戦の後押しをしてくれると感じたからです。
今後、●●地域から爆発させ、
将来は私の地元でも地域貢献できるビジョンを考えています。
社員ではなくなってしまいますが、
今後ともみなさまと切磋琢磨し
成長し続ける関係でいたいと思いますので
これからも宜しくお願い致します。
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短い文章ではありますが、のれん分け制度で成功を目指すうえで
重要なポイントが読み取れるように感じます。
特に注目すべきは
E社経営者と独立者との絶対的な信頼関係
でしょう。
コロナ禍に独立するにもかかわらず、このメールからは、微塵も不安が感じられません。
それだけ、本部を信頼している証です。
なぜ、このような盤石な信頼関係が築かれているのか、次にE社経営者とお話するときには
その秘訣を聞いてみたいと思いますが、
これを私なりに分析すると、その要因は
E社経営者が
「“企業の発展”と“社員の自己実現”を両立する」という明確なビジョンを持ち、
それを常日頃から、かなりの温度感(笑)で継続的に社員と共有していたこと
にあるのではないかと感じます。
のれん分け制度構築プロジェクトの中で、私自身、E社経営者のビジョンに対する本気度を強く感じましたし、
守秘義務があるため、資料の内容までは開示できませんが、社員向けの説明資料にも、経営者の熱い想いが
ストレートに反映されているのです。
なお、のれん分け対象者に必要な働きかけについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
今回の事例は、私達にとっても貴重な経験となりました。
今回学んだ内容を、より多くの企業に水平展開できるよう、尽力していきたいと思います。
E社経営者のOさん、この度は貴重な情報共有ありがとうございました!
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