代表ブログ

周囲の人を勇気づける社長の姿勢とは

こんにちは。
常進パートナーズの高木です。

「いまどのようなことをやっておくべきでしょうか」

先日、カフェを営む経営者からいただいたご相談です。

緊急事態宣言も発令され、もはやコロナ問題の影響をうけていない方はいないと思います。

このような中、いますべきことは何か。

様々な考え方があると思いますが、私の考えとしては、この答えは以下の2点に集約されるのではないかと考えています。

 

【やるべきこと①】資金繰り対策

会社を存続させることが最優先。
そのためには、当面の資金繰りに目途をつける必要があるでしょう。

具体的には、現状の収益状況が3~6ヵ月は続くことを前提に、資金が持つかどうかを検証します。

仮にこの前提で資金ショートする可能性があれば
・資金調達手配
・補助金、助成金活用
・固定費削減 など、
できることはすべてやっておくべきです。

特に、各省庁や自治体が企業支援施策を多数発表しています。
利用できるものはすべて利用しましょう。

また、すぐ取り組みたいのが「家賃減額交渉」です。

弊社の関係先でも、
・3~6ヵ月の期間
・30%前後の減額
で家主と合意したケースがあります。

仮に減額を拒否されたとしても、保証金からの一部補填であれば、家主からの了解も得やすいと思います。

もし、まだ家賃交渉をされていなければすぐに行動に移すことをおすすめします。

 

【やるべきこと②】未来に向けた取り組み

当面の資金繰りに目途が着いたら、コロナ問題後に向けた取り組みに着手すべきです。

やるべきことは会社によって異なるため、一概に「これ」ということはできませんが、あえてポイントを申し上げれば、

経営のために絶対にやった方がいいけど、やらなくてもすぐには困らないこと

に取り組むべきです。

例えば、人間でいえば、
・運動をすること
・十分な休息をとること
・本を読むこと
などが該当します。

企業でいえば、
・幹部と経営方針を立てること
・社員とコミュニケーションをとること
・見過ごしてきた問題と向き合うこと
などが該当するでしょう。

このような取り組みは、数か月先、数年先の企業経営力に直結します。

短期的に業績アップが難しい今だからこそ、将来に向けた取り組みに目を向けるべきです。

この姿勢の有無が、コロナ問題後の差になって表れると感じます。

 


 

いまは、誰もが苦しい時期だと思います。

しかしながら、ネガティブマインドになっても何も生まれせん。

こんな時こそ前を向いて行動し、周囲を勇気づけられる存在でありたいですね。

 

無料メルマガ登録

専門コラムの他、各種ご案内をお届け中です。ぜひ、ご登録ください。

のれん分けのノウハウが詰まった「のれん分け虎の巻」を無料進呈

小規模フランチャイズ展開の教科書

JOHSHIN YouTubeチャンネルのご案内

店舗ビジネスの会社の事業拡大と社員の年収UPを探求するJOHSHINちゃんねる

セミナーのご案内

店舗ビジネスの多店舗展開やのれん分け・FCシステム構築を進めていくため、具体的にどう取り組んでいけばいいのか、どのような点に留意すべきか等を分かりやすく解説する実務セミナーを開催しています。

セミナー一覧ぺージへ

おすすめ記事

  1. 事業拡大したい経営者必見!のれん分け制度をつくる7つの手順と、成…
  2. フランチャイズ本部の立ち上げ方。7つの手順と成功の3つのポイント…
  3. のれん分け制度で直営店を譲渡する時の留意点。譲渡対価設計、譲渡契…
  4. のれん分け制度における加盟金やロイヤリティの考え方
  5. 【FC本部構築決定版:第1回】フランチャイズ展開前に準備すべきこ…
  6. のれん分け契約書に盛り込んでおきたい条項例。絶対に入れなければな…
  7. 【FC本部構築決定版:第5回】フランチャイズ本部の権利・責任を契…
  8. 店舗ビジネスの多店舗展開を成功させるために必要な5つの要件とは

関連記事

  1. のれん分け契約締結の場で実際に感じたことを赤裸々に語ります
  2. 内向的な部下の行動を積極的にさせるには
  3. 【2021年度版】令和時代のFC展開のあり方
  4. のれん分け制度構築において「Win‐Winの関係」を作るために必…
  5. のれん分け制度を資金調達手段として活用する
  6. FC展開する経営者が真剣に考えなければならないこと
  7. 【ネットラジオ】第107回『高木さんが独立したきっかけを教えてく…
  8. 求職者がその会社で働きたいと感じる人事施策
店舗ビジネスの会社の事業拡大と社員の年収UPを探求するJOHSHINちゃんねる
21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書

のれん分け無料メルマガ

専門コラムの他、各種ご案内をお届け中です。ぜひご登録ください。

人気のある記事

PAGE TOP