こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先日、ある雑誌の編集長から
SV座談会に参加してほしいとオファーがありました。
SV経験者が、SVのあり方等について
意見交換し、それが記事になるようです。
そんな機会ということで、今日は
私がSV(スーパーバイザー)時代に経験した
忘れられない出来事についてお話しします。
私は新卒で牛角本部に入社し、
数年後にはSVとして
加盟店支援を担当することになりました。
当時、焼肉業界では
・狂牛病問題
・ユッケ食中毒問題
といった外部環境の大きな変化があり、
担当加盟店の業績は悪化傾向にありました。
そして、
加盟店の突然の倒産や夜逃げを
複数経験しています。
中には、前日まで
まったくそんな様子を見せなかった
経営者もいました。
いつも通り笑顔で会話をし、
前向きな話をしていたのに、
翌日から一切連絡が取れない…
店舗はもぬけの殻。
あの光景は今でも忘れられません。
後から振り返ると、
経営者は相当苦しかったはずです。
資金繰りの不安、
従業員への責任、
家族への責任。
そんな状況でも、
私は相談さえしてもらえなかった。
その事実が、何よりもショックでした。
そして同時に、自分の無力さを痛感しました。
「経営者に寄り添えていただろうか」
「本質的な経営課題に向き合えていただろうか」
そんな想いが、
頭から離れませんでした。
この経験から強く感じたのは、
フランチャイズのSVは、
単なるチェックマンではいけない
ということ。
本部方針を伝える
店舗オペレーションを確認して指導する
どちらもSVの重要な仕事ですが、
これだけでは本当の意味で加盟店を支えることはできません。
SVに求められるのは、
・加盟店の経営状況を読み取る力
・経営者が本音を話せる関係性を構築する力
そして何より、
「加盟店経営者に寄り添う覚悟」
だと感じています。
経営者の中には
他人に弱みを見せたくない人もいます。
だからこそ、
表面的な会話の奥にある
小さな違和感を見逃さず、
経営者の心情を理解し、寄り添い、サポートすること。
これが、
SVの本当の仕事なのではないかと感じます。
あのとき、
もっと深く踏み込めていたら。
もっと本音を引き出せていたら。
そう思うことは今でもあります。
だからこそ今は、
SVの育成や体制構築に関わる際には、
「加盟店の経営に本気で寄り添えるか」
という視点を重視しています。
私の経験が、
SVのあり方や役割を
改めて考えるきっかけになれば幸いです(^^)
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