こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
最近、コロナ第3波が深刻化していることもあって
コロナ後の店舗ビジネスのあり方について
クライアント経営者や仲間と話をする機会が増えています。
コロナ後の世界がどうなるのか、、、
そんなことは現時点でわかるわけないのですが、
私個人的には、
コロナだけが特別視されている状況には
正直、疑問を感じています。
もちろん、足元の状況下において
コロナが重大な環境変化を起こしていることは間違いありません。
しかしながら、コロナによる環境変化の影響、
例えば「ソーシャルディスタンス」への意識等が
長期にわたり続くものでしょうか。
1,2年単位ならあるかもしれませんが、
それが中長期的に続くというのは、
過去に起きた重大事件を考えても想像できません。
むしろ、コロナ問題は
情報化や国際化、技術革新が引き起こした
環境変化の1つで、それがたまたま感染症だった、
と捉えたほうがしっくりきます。
(あくまで個人の見解ですが)
例えば、コロナ以外の最近の急速な環境変化としては
米国と中国の対立があげられるでしょう。
コロナと比べると影響範囲が小さいかもしれませんが、
大きな影響を受けている企業も少なくはないはずです。
これ以外にも、冷静に世のなかを見渡してみると、
環境が急変した事例は多くあります。
情報化や国際化、技術革新の影響により
急激な環境変化が起きうるのが現代です。
また、この環境変化の速度は
今後加速していくことは間違いないでしょう。
そう考えれば、
“コロナ”という特定の事象への対応策
だけを考えるのではなく
急激な環境変化全般への対応策を
考えていく必要があるのではないでしょうか。
(もちろん、コロナを乗り越えて生き残ること
が最優先であることは間違いないのですが)
そしてこのことは、コロナ発生以前から
当然に考えておくべき事柄ともいえます。
このような観点から
今後の店舗ビジネスのあり方を考えてみると、
例えば、
・相関性の低い複数の収益の柱を構築する
・FCシステムの導入により、本部固定費を圧縮する
・店主やスタッフの魅力による差別化を実現する
・企業が主体的に売上を作り出せる手段を開発する
などにより、
環境変化を乗り越えられる経営力を身に着けること
が大切になるでしょうか。
この考えが正しいかどうかはわかりませんが、
一般論を鵜呑みにするのではなく、
自分の頭で今後のあり方を考え続けることが
大切なのではないかと思います。
1年の節目となるこの時期に、
今後の世の中の流れと自社のあり方を
考えてみるとよいかもしれませんね^ ^
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