こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先週は久しぶりに、
FC展開の鉄板の仕組みセミナー
を開催しました ^ ^
フランチャイズ展開をしようと考えたとき、
みなさん気にされるのが
本部と加盟店のトラブル
だと思います。
今回のセミナーでも、
その対策について多くの質問をいただきました。
この点、具体的なポイントをあげると
・収益性の高いビジネスモデルをつくる
とか、
・しっかりとしたSVシステムをつくる
など、様々なポイントがあげられます。
ただ、その中でも
私が特に大切だと考えているのは、
正しい加盟店開発の仕組みをつくること
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という点です。
これを言いかえると、
本部の理念や方針に心から共感した
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加盟希望者だけを加盟させる仕組みをつくること
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ということもできます。
私は、社会人になってから
ずっとFCに関わってきました。
そのキャリアの中では、
本部と加盟店とのトラブルを
イヤになるほど目の当たりにしてきました。
で、なぜそんな状況が起きるのか。
これまでずっと考えてきましたが、
私は、この原因を
FC業界が『利益至上主義』になっているから
だと考えています。
より具体的にいうと、
本部は「儲かること」を訴求して
加盟希望者を集め、
加盟希望者は「儲かること」を基準に
加盟する本部を選んでいる、
ということです。
いまのFC業界では、
このような考え方が
「超多数派」
になっています。
もちろん、FCというシステム上
利益を重視することは当然です。
ただ、私は思うのです。
取り組む事業を決める判断基準は
「儲かるかどうか」
だけでよいのしょうか。
このような判断基準で
加盟店がFC事業を開始した場合、
仮に儲からなかったとしたら、
トラブルになるのは当然ではないでしょうか。
そして、
どのようなFC本部であったとしても
全ての店舗が未来永劫黒字であることなど
ありえないのではないでしょうか。
こう考えれば、
利益至上主義のFCシステムでは
トラブルを避けられないことは明白です。
本来、事業をやるかどうかの判断基準には
「儲かるかどうか」
に加えて
「その事業にかける想い=理念」
があるべきでしょう。
これは自分でやるのであっても、
フランチャイズであっても同じことです。
想いの無い事業は、
少しでも上手くいかないことがあれば、
そこで折れてしまいます。
フランチャイズでいうと、
利益を目的にした加盟者は、
利益がでなければ不満を持ち、
本部に不満をぶつけてくるのです。
だからこそ、FC本部は
本部の理念や方針に心から共感した
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
加盟希望者だけを加盟させる仕組み
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をつくらなければならないのです。
「利益」だけではなく
「理念」も重視したFCシステムを確立して、
本部と加盟者のWin-Winの関係性
を実現していきましょう ^ ^
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