こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
コロナがおさまる気配が感じられませんが
そんな中、先日、明るい知らせが届きました^ ^
2年前までサポートしていた
東北地方の飲食店経営者と
久しぶりにお話をしたところ、
コロナ禍でも、通年で前年同水準の売上を
確保することができている
というのです。驚
3年前のその飲食店は、桜や花火の季節に
近隣で大きなイベントがあることもあり
特定期間に年の売上の大半をあげている状況でした。
当然、昨年のイベントはすべて中止になっています。
やはり、その影響は甚大だったようで、
最繁忙期の売上は激減したそうです。
にもかかわらず、
通年では前年実績同水準の売上を
あげているというのです。
それだけ、他の月の売上が
上がっているということですね。
なぜ、このコロナ禍において
そのようなことが起きているのか。
テイクアウトやデリバリーといった
新たな販売方法によるところもあるようですが
経営者いわく、その本質は
3年前からはじめたファンづくりの結果である
とのことでした。
といいますのも、このお店では、
外部イベントに売上を依存した状況を脱却すべく、
3年前からファンづくりに本気で取り組みはじめていたのです。
具体的な取り組みの一例としては
- 本当に来てほしいお客様を決め、それにあわせて商品、サービスを一から見直す
- 来店いただいたお客様には手書きのお礼状を送付する
- SNSを毎日更新する
などがあり、
これを3年間、愚直に続けてきたのです。
結果、イベントついでに訪れる顧客は
大きく減少したものの、
お店のファンになった顧客の利用が増え、
売上の低下を防ぐことができたのです。
こういったお話をお聞きすると、
行動を積み重ねることの大切さを
あらためて感じさせられます。
いまは
「コロナをどう乗り越えるか」
ということに焦点が向きがちですが、
この例から考えれば、
コロナが発生するまでに
どのようなあり方をしていたかで勝負は決していた
といえるのではないかと思います。
そう考えれば、
数年後の状況を変えるためには、
今、行動を変えなければなりません。
今の状況をすぐに変えることはできませんが、
数年先の状況は、今のあり方次第で
変えることができるはずです。
では、いま、どのように行動を変えるべきか。
この点、色々考えられるかと思いますが
私は、この飲食店の例のように
苦しいときにも応援をしてくるファンづくり
に取り組むことが大切なのではないかと考えます。
将来何が起きるか予測できないのが現代です。
しかし、ファンがついていることは、
どのような環境になろうとも、プラスに働くはずです。
例えば、イートインの客数が減少した飲食店が
テイクアウトやデリバリーに取り組むとしても
そのお店にファンがいるかいないかで、
結果に大きな差が出るのではないでしょうか。
今回の飲食店の取り組みを見習い
私自身、自らのあり方を見直すとともに、
コンサルタントとして、
あの時に、行動を変えてよかった!
と多くの企業経営者に感じてもらえるよう
努力したいと思います ^ ^
O様、このたびは明るいニュースを
ありがとうございました!
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