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のれん分け制度の導入で店舗展開を加速できる理由

「今後は直営店ではなく、のれん分けを中心に店舗展開を進めていきたいと思います」

これは、先日当社がのれん分け・社員独立FC制度構築をサポートさせていただいた美容系チェーンの経営者の言葉です。
その企業では、直営・FC併せてすでに30店舗超を展開しておりましたが、今の時代背景を踏まえると、今後は直営店を増やしていくことは容易ではないとの考えに至り、当社ののれん分け・社員独立FC制度構築コンサルティングにお申込みいただいたものです。

経営者とのれん分け・社員独立FC制度のお話をしていると「本部企業にとってメリットが少ないのではないか?」といった質問を受けることがありますが、これは大きな誤解です。のれん分け・社員独立FC制度をうまく活用することができれば、本部には多大なるメリットが生じます。具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

①店舗売上の向上

当社のこれまでの経験上、のれん分け・社員独立FC制度により独立者に引き継いだ店舗は、ほぼ間違いなく売上が上昇します。この理由はシンプルで、社員という立場と独立した経営者という立場では、店舗運営に対する姿勢が全く異なるからです。
先日、当社が構築をサポートしたのれん分け制度を活用して独立した方のお話を聞く機会があり、業績があがった要因を質問したところ、「命を削って働いているからです」という返答がありました。社員と経営者との違いはこの言葉に集約されているものと思います。
どんなに優秀な社員であったとしても、経営者と同じレベルで仕事に取り組んでいる人はいないといっても過言ではないでしょう。この仕事に対する姿勢があるからこそ、ほぼ間違いなくのれん分け・社員独立FC制度により独立者に引き継いだ店舗は売上が上がるのです。
ロイヤルティ等本部が独立者から受け取る対価を「売上の●%」等としておけば、店舗売上が高まることで本部の利益も増えることとなります。「本部企業にとってメリットが少ないのではないか?」等と考えている経営者は、引き継いだ店舗の売上が変わらないことを前提にしているのだと思いますが、その前提はよい意味で裏切られることになるのです。

②マネジメントの負担低減

前述の内容に通じるものがありますが、のれん分け・社員独立FC制度により独立者に引き継いだ店舗は、経営者が命を削って仕事に取り組むことになりますから、必然的に店舗マネジメントも問題なく行われる傾向にあります。
それが最も顕著に出るのが“社員の育成や離職率”でしょう。人手不足問題が深刻化する中、店舗ビジネスにおいては優秀な人材を確保することが何よりも重要なこととなっています。当然、経営者であれば採用した人材が戦力になるよう、または退職しないよう、できることを本気で取り組むことでしょう。当社がこれまで関与した企業のほとんどが、直営店舗よりも独立店舗の方が離職率が低くなっていますし、人材育成も円滑に行われる傾向にあります。その分、本部は直営店のマネジメントや顧客開拓等に注力できるようになり、結果として本部企業全体の収益性が高まることとなります。
人材マネジメントの重要性が高まり続ける現代において、このメリットは非常に大きな魅力といえるでしょう。

③人材採用競争力の向上

近年、人手不足が深刻さを増しており、ありとあらゆる業種において人手不足問題が発生しています。「働き手の数よりも、求人の数が多い」状況ですから、必ずどこかで人手不足が生じる時代ともいえます。
このような環境の中、大手企業は高い給料や働きやすい環境を整え、それを武器に人材採用を強化していますから、中小規模企業が給与や労働条件で勝負しても勝ち目がないことは明白です。
のれん分け・社員独立FC制度の導入は、この人手不足問題を克服するための強力な武器となります。「将来独立したい!」という志を持つ人間は、目先の給料の高低や労働環境よりも「その会社で働くことで何が得られるか」ということを重視します。中小規模の企業であろうとも、「独立するための環境」が整備されていることをアピールすれば、大手企業との採用競争に打ち勝つことも可能です。

④店舗展開に必要な資金の捻出

直営店舗で展開を続けていくと、どうしても店舗投資に必要な資金面で制約が生じてきますが、のれん分け・社員独立FC制度では、投資資金は独立者に用意してもらうことが前提となり、店舗展開における資金面での制約を解除できます。
例えば、既存店舗の売却により得た資金を新規店舗の投資に回すことで、本部は大きな資金を負担することなく店舗を拡大していくこともできるのです。

以上のとおり、のれん分け・社員独立FC制度は、店舗ビジネスを営む企業が現代において店舗展開を加速するための有力な選択肢といえます。現在、直営店舗の展開に限界を感じているのであれば、のれん分け・社員独立FC制度を導入してみることも一つの選択肢といえるでしょう。

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