こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
フランチャイズの仕組みは
一般的には、
加盟者の資金や人材などの他人資本を活用して、
スピーディーに事業を拡大する仕組み
と説明されることが多いと思います。
確かに、
これはフランチャイズの
大きなメリットの一つです。
直営店だけで店舗展開しようとすると、
新しい店舗を出すたびに、
出店資金を用意し、
物件を探し、
店長やスタッフを採用・育成しなければなりません。
当然、
出店できるスピードには
限界があります。
一方、FCであれば、
加盟者の資金や人材を活用できるため、
直営展開と比べて
スピーディーに店舗数を増やすことができます。
だから、
「FC=スピーディーな事業拡大」
というイメージが
定着しているのだと思います。
でも、私個人は
FC展開するからといって、
必ずしも急拡大を目指す必要はないのでは?
と感じています。
もちろん、
店舗数が増えることによる
メリットはあります。
店舗数が増えれば
ブランドの認知度が高まります。
仕入れ量が増えることで、
スケールメリットが生まれるかもしれません。
ただ、
店舗数が増えれば増えるほど
必ず良いFCになるのかというと、
私はそうではないと思っています。
急激に加盟店を増やした結果、
本部のサポート体制が追いつかなくなる。
加盟審査が甘くなり、
理念や価値観の合わない加盟者が入ってくる。
店舗数の拡大を優先するあまり、
既存加盟店への対応が後回しになってしまう。
そんなことも起こり得ます。
それなら、例えば、
年間数店舗ずつ、
本部がしっかりサポートできる範囲で増やしていく。
加盟希望者を厳選して、
本当に理念や価値観を共有できる人とだけ
一緒にやっていく。
店舗数を追いかけるのではなく、
既存加盟店との関係や
一店舗一店舗の成功を大切にする。
そんなFC展開があっても
いいと思うのです。
そもそも、
会社を将来どうしていきたいのかを
決めるのは経営者です。
100店舗、1,000店舗を目指すのも一つの選択肢ですが
10店舗、20店舗程度の規模で、
加盟者と密接な関係を築きながら
長く続くチェーンをつくるのも、
それもまた一つの選択肢です。
大切なのは、
「FCとはこういうものだ」という一般論に、
自社の経営を合わせないこと
だと思います。
「FCをやるなら100店舗を目指さなければ」
「短期間で加盟店を増やさなければ」
「全国展開しなければ」
と考える必要はありません。
自分は何のためにFC展開するのか。
どのくらいの規模を目指したいのか。
加盟者とどのような関係を築きたいのか。
そして、
どんなFC本部をつくりたいのか。
経営者自身がそれをしっかりと考えて
意思決定をすればいいのです。
私たちが「小規模FC展開」を
推奨している理由も、ここにあります。
FCという仕組みを使いながら、
必ずしも急拡大を目指さない。
自社の理念や目的に合ったペースで
少しずつ仲間を増やしていく。
そんなFC展開であれば、
大規模な本部体制を持たない
中小企業でも十分に取り組むことができます。
「フランチャイズ=急拡大」
というのは、あくまで一般論です。
自社にとって理想的なFCの形を考えることから、
始めてみることをおすすめします (^^)
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