こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先週は、のれん分けセミナーに
ご参加いただいた方とお話する中で
のれん分け制度の導入を検討している方に
よくある悩みをご相談いただきました。
それは、
のれん分け制度の導入は
独立希望者が現れてからすべきか
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それとも、
独立希望者が現れる前から準備すべきか
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というものです。
のれん分け制度の導入を
考えている方には
同様の悩みをお持ちの方も
多いのではないでしょうか。
そして、私の経験則だと
多くの場合、
独立希望者が現れてから
のれん分け制度を整備しよう!
という考えになりがちです。
のれん分け制度を導入したところで
独立者があらわれなければ
意味がないわけですから、
独立希望者が現れてから
のれん分け制度を整備した方が
理屈的には間違いなく
効率が良いのですよね。
ただ、この考え方には
重大な見落とし
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があります。
その見落としとは、
そもそも、
のれん分け制度の形がない状態で
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独立を希望する人など現れようがない
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という点です。
社員にとって
「独立する」という選択は
人生を左右する重大な決断です。
そう簡単に意思決定できるもの
ではありません。
にもかかわらず、
のれん分け制度の
具体的な形がないのに
「のれん分けによる独立」
という選択をできる社員など
いるのでしょうか?
私の経験則だと、
そのような社員は極めて稀ですし、
仮に「のれん分けで独立する!」と言っていても、
いざのれん分け制度の形ができると
「思っていた仕組みと違うから
やっぱりやめます…」
という結果になるケースが大半なのです。
このような背景があることから、
私たちは、
のれん分け制度を活用して
成果を出したいと考えるのであれば
まずはのれん分け制度の形を整備して、
その上で、独立希望者を
募集していかなければならない
と考えています。
独立者を輩出している企業を見ても、
このスタンスの方が上手くいっている例が
圧倒的に多いのです。
なので、もし今、
のれん分け制度を活用して
会社の課題を解決したいと考えているのであれば
のれん分け制度の形を整備することから
はじめてみることをおすすめします(^_^)
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