こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
「タカキさんは、なぜのれん分け制度に想い入れがあるのですか?」
これは、先日、サポート先の経営者からいただいた質問です。
私の「のれん分け」に対する想いが伝わっていること、大変うれしく思います^ ^
「のれん分け」がニッチな分野ということもあり同様のご質問をよくいただきます。
なぜのれん分け制度に想い入れがあるのか。
これは、私自身が飲食チェーンに入社したときの体験が影響しています。
私は、大学を卒業後、飲食チェーンへ入社をしました。
学生時代、ファミレスでアルバイトをしていて、「店長」という仕事に魅力とやりがいを感じたからです。
「店長になって、理想のお店をつくろう!」
そんな想いを持って、飲食チェーンへ入社することを決意しました。
ところが、私が飲食チェーンへ入社を決めたときの家族や友人の反応は、私にとってショックなものでした。
- なんでそんな仕事を選んだの?
- そんな誰でもできるような仕事でいいの?
- 大学卒業したのに、もったいないね…
ざっとこんな感じです。
店舗ビジネスの社会的地位の低さを痛感した瞬間で、今でもあの時の悔しさを鮮明に覚えています。
私は、この経験をきっかけに
- 仕事に自信が持てなくなり、
- 自分の将来に夢や希望も持てず、
- 仕事に対するモチベーションもゼロどころかマイナス
になっていきました。
自分でいうのもなんですが、当時の私は、どうしようもない社員だったと思います。
配属された店舗の売上を3ヵ月間で30%低下させたこともあるほどです(汗)
そして、コンサルタントになって痛感していることは、店舗ビジネスで働く人材の多くが、当時の私のように、
- 自分の仕事に自信が持てず、
- 自分の将来に夢や希望を持てず、
- モチベーションを下げてくすぶってしまっている、
という店舗ビジネスの実態です。
この先に、店舗ビジネスの繁栄が無いことは明らかです。
私は、店舗ビジネスに携わる者としてこの現状を変えていきたいと考えています。
そして、これまでの探求の結果からこの問題を解決するためには、「企業の発展」と「社員の自己実現」を両立している企業が増え、店舗ビジネスの社会的地位が高まることが不可欠であり、そのための最高のツールが
「のれん分け制度の導入」であるとの結論に至りました。
だから、のれん分け制度には誰よりも想い入れがありますし、この仕組みをもっともっと広げていきたいと考えています。
そんな想いをもとに今後ものれん分けについて探求し、その成果を、のれん分けを必要としている企業の皆様に届けていきたいと考えています。
私たちの探求の成果が、理念を共有できる経営者の方々のお役に立つことを心より願っています ^ ^
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