こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先週、フランチャイズ展開セミナーを開催しました。
もともとリアル開催の予定でしたが、緊急事態宣言発令中ということで
やむなくオンラインでの開催に。
オンラインだと、遠方からでも気軽に参加できるため、
人によっては、オンラインの方がよいかもしれませんね。
私個人的には、オンラインだとリアルよりも
参加者との間に距離を感じるため、リアルの方が好きなのですが。。
一日も早く、普通にセミナーを開催できる日が戻ってくることを願うばかりです。
なお、フランチャイズ本部構築の進め方や成功のポイントについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
さて、そのセミナーの中では、私が考える
「令和時代のフランチャイズ展開成功のポイント」についてお話をさせていただいています。
環境変化が進む中、フランチャイズのあり方も変化しています。
これからフランチャイズ展開をするのであれば、この変化を踏まえて、
仕組みづくりを行う必要があるでしょう。
しかし、成功のポイントの中には、今も昔も変わらない
フランチャイズ展開成功の原則もあります。
それは、
本部の理念やビジョン、方針に共感してくれる加盟者だけを加盟させていく
というものです。
仮に理念やビジョン、方針を共有できなければ、本部と加盟者の関係は
「フランチャイズ事業が儲かるか、儲からないか」だけの関係となります。
どのような商売も、100%儲かることなどありませんから、
この関係では、いずれ何らかの問題が生じることは明らかです。
フランチャイズに限りませんが、複数の利害関係者が共同で事業を行うためには
理念やビジョン、方針等を共有していることが不可欠なのです。
これを実現するために、
①理念やビジョン、方針を明文化すること
②それを、経営者の言葉で、繰り返し発信すること
の2つの要件を満たすことが大切です。
①については大半の企業で取り組まれていますが、
②については、会社によって大きな差がある印象です。
どんなに素晴らしい理念やビジョンを掲げても、その裏にある想いや情熱が伝わらなければ、
人の心は動かないでしょう。
よく経営理念が飾り物になっていることがありますが、これは、その裏にある想いや情熱が
伝わっていないからではないでしょうか。
理念やビジョン等を端的にまとめると、受けてから見てわかりやすくなる一方、
その裏にある想いや情熱が感じ取りにくくなります。
これを、経営者の言葉で補完していかなければならないのです。
なお、ここでいう言葉には口で語ること以外に、文章で発信することも含まれます。
不思議なもので、人が書いた文章には、その人の個性や人柄が現れるのです。
理念やビジョン、方針を経営者の言葉で、繰り返し発信し続けていけば、
それに共感した加盟者が集まってくるはずです。
そして、このような取り組みしている本部は稀ですから、このことが、他のFC本部と違いをつくる
ポイントにもなるものと感じます。
想いを共感できる人たちだけをFC加盟させること。
フランチャイズ展開をするのであれば、この点にはこだわって、本部運営を進めていただきたいと思います ^ ^
なお、理念共有型フランチャイズについて詳しく知りたい方はこちらのコラムもあわせてご覧ください。
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