こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
FC本部を運営するうえで、
加盟店の売上は把握しているけれど、
利益や資金繰りまでは
よくわかっていない。
そんなケースは
意外と多いのではないでしょうか。
もちろん、
加盟店は独立した事業者ですから、
経営の最終的な責任を負うのは
加盟店経営者自身です。
しかし、だからといって、
本部が加盟店の収益や資金繰りを
まったく把握していなくていいかというと、
私はそうではないと思っています。
なぜなら、
加盟店の収益や資金繰りは、
経営者の姿勢や判断に大きな影響を与える
からです。
例えば、
本部が加盟店の売上を伸ばすために、
「今は広告費を増やした方がいいですよ」
と提案したとします。
本部から見れば、
売上を伸ばすために
必要な投資かもしれません。
ところが、
加盟店経営者からすると、
「今月の資金繰りが厳しい」
「これ以上支出を増やすのは怖い」
「投資して、本当に回収できるのだろうか」
と不安を感じるかもしれません。
その状況を知らずに、
「なぜ広告費を増やさないのですか?」
「もっと積極的に投資しないと売上は伸びませんよ」
と伝えても、
加盟店経営者には
なかなか響かないでしょう。
それどころか、
「本部はうちの状況を
全然わかってくれていない」
と思われてしまう可能性すらあります。
一方で、
加盟店の収益や資金繰りを
ある程度把握していれば、
コミュニケーションも変わってきます。
「今の資金状況を考えると、
広告費を増やすことに不安がありますよね」
と、
まずは相手の状況や感情を
理解したうえで話ができます。
そのうえで、
「ただ、今の状況であれば、
この範囲までなら投資してもよいのではないでしょうか」
「まずは少額から試してみませんか?」
といったように、
加盟店の状況に応じた
提案ができるようになります。
これは広告費に限った話ではありません。
・採用を増やす。
・設備投資をする。
・新しい商品を導入する。
こうした経営判断には、
必ずと言っていいほど
収益や資金繰りが関係してきます。
だからこそ、
加盟店を適切にサポートするためには、
売上だけを見るのではなく、
「その売上からどれだけ利益が残っているのか」
「資金繰りに余裕があるのか」
まで、
ある程度理解しておくことが
大切だと思います。
そして、
もう一つ重要なのが、
その数字が加盟店経営者の感情に
どのような影響を与えているのか
までイメージすることです。
同じ100万円の投資でも、
資金に余裕がある経営者と、
来月の支払いに不安を抱えている経営者では、
受け止め方がまったく違います。
資金繰りに不安があれば
判断が慎重になったり、
投資に対してネガティブになるのは当然です。
FC本部の役割は、
正しいことを一方的に伝えることではなく、
加盟店の置かれている状況を理解したうえで、
より良い経営判断ができるよう支援すること
だと思います。
そのためにも、
加盟店の売上だけではなく、
収益や資金繰りにも目を向ける。
そして、
その数字の裏側にある
加盟店経営者の不安や感情にも配慮する。
こうした姿勢が、
加盟店とのコミュニケーションギャップを減らし、
本部と加盟店の信頼関係を
深めることにもつながるのではないでしょうか(^^)
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