代表ブログ

フランチャイズ本部と加盟者間のトラブル発生原因とその回避策とは

こんにちは。
常進パートナーズの高木です。

先日、フランチャイズ展開を
お手伝いしている経営者から

フランチャイズ展開を進めていく際に
よくあるトラブルってありますか?

といった質問を受けました。

フランチャイズというと、
本部と加盟者で揉めているイメージ
がありますよね。

実際、トラブルはよくあります。汗

以前、フランチャイズ関係の
裁判例を調べたことがあるのですが、
トラブルが生まれる最大の要因は

「加盟者が儲からないこと」

にあります。

ただ、儲かっていないだけで
裁判はできないので、

・本部がサポートしてくれない
・本部からまともなノウハウが提供されていない

など、本部の不備を
突いてくる傾向にあります。

逆に、加盟者が儲かっていて
裁判になっているケースは
ほとんどありません。

つまり、

加盟者を勝たせることができれば
トラブルは起きない

ということです。

ただ、ビジネスである以上
勝率100%というのは
現実的に不可能です。

では、本部としては
トラブルを防ぐためにはどうすべきなのか。

この点、私は
以下の2点が重要だと考えています。

1)事前の期待水準を上げすぎない
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

加盟交渉段階ではいいことばかり言わず
事業リスクがあることも確認する

2)業績が期待水準を下回った際には
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
加盟者の業績アップに全力を尽くす
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

加盟者の集積状況をタイムリーに把握し
PDCAサイクルを短サイクルで回す。

また、本部が協力できることは
すべてやり切る

つまり、

加盟者の収益に誠実である
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

ということですね。

本部にこのような姿勢があれば
仮に事業が上手くいかなかったとしても
本部の姿勢は評価してもらえるのではないでしょうか。

私は、フランチャイズ本部にとって
この姿勢の有無が最も重要だと考えています。

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