こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
「複数のFCコンサルに相談しましたがどこも“大規模展開”を前提としているようで私達のイメージとは全然違ったため、FC展開は諦めようかと考えていました。
そんなことで悩んでいる時に、たまたまタカキさんのブログを見つけたのです」
これは、先日、新たにフランチャイズ展開をサポートさせていただくことになった、子供向けの教育サービス事業を手掛ける個人事業の経営者からいただいた言葉です。
我々が推奨している
小さくはじめるフランチャイズ展開
に共感し、お問い合わせいただいたとのことでした ^ ^
ご相談いただいた内容を簡単にまとめると、
- 同業界で主流のサービス内容では、高確率で子供の成長に問題が生じる
- 自社のサービスは、「子供の成長」に焦点を当てて開発しており、主流のサービスが抱えている問題を解消している
- 「子供の健全な成長」のために、自社のサービスを広げていきたい
- そんなに儲かる事業ではないこともあり、自分達のキャパにあった形でFC展開したい。
- 自分達の教育理念に賛同してくださる方と一緒に年に1店舗出せれば十分。
といったようなものでした。
お話をお聞きし、十分にFC展開可能と判断できたため我々のFC展開に対する考え方をお伝えしたうえでサポートをお引き受けすることにしました ^ ^
そんな形で、スムーズに話がまとまったのですが、他のFCコンサルにご相談された際にはまったく話がかみ合わなかったとのこと。
具体的には、
「その収益性じゃ話にならないから、ビジネスモデルを抜本的に見直さないとダメ」
とか、
「加盟店開発に多額の投資が必要」
とか、そんな話があったようです。
その内容が経営者の考えとマッチせず話がまとまらなかった様子でした。
そして、このやりとりをお聞きして、私が感じたことは
- 他のFCコンサルの方がおっしゃっていることはそれほどおかしなことではない
- ただし、そのアドバイスの背景には「FC=大規模展開」という前提がある
ということです。
例えば、今回ご相談いただいた経営者がFCシステムを活用して
“短期間のうちに100店舗展開したい”
と考えているのであれば、私も他のコンサルの方と同じことをお伝えしたかもしれません。
しかし、この経営者は
そもそも大規模展開を目指していない
のです。
この前提条件の違いが、コミュニケーションギャップを生んだ原因でしょう。
そして、この点は私がFC業界の常識に対して違和感を感じているポイントでもあります。
FC業界には、なぜか
「FC展開=大規模展開」
という常識があります。
「FC展開をする」というと、それが「100店舗、1000店舗を目指す」ということと同義になるのです。
だから、加盟店をたくさん集めるために
- 収益性が極めて高いビジネスモデルが必要
- 多額の加盟店開発コストが必要
といった話になります。
でも、私は思うのです。
FCシステムを活用して何を目指すかは業界の常識や他人が決めることではなく
本部の経営者が決めること
ではないでしょうか。
そして、当たり前のことですが、目指す姿が異なれば、到達するためのアプローチも変わってきます。
例えば、加盟店を年1店舗集めるのと、年100店舗集めるのとで、同じアプローチをする人いませんよね?という話です。
少なくとも、私たちはそう考えています。
大規模展開を目指すにはそのための方法論があり、
小規模展開を目指すのであればそのための方法論があるのです。
FCシステムは、経営者の理想を実現するためのツールに過ぎません。
そして、いうまでもなく、経営者の理想、すなわちFCシステムを活用して目指す姿は
経営者自身が決めること
です。
FC業界の常識に流されず自らの理想を実現するために
自分に合ったFCシステムのあり方
を考えていきましょう。
私たちは、大規模展開が前提のFCシステムではなく、経営者の理想を実現するFCシステムの構築を応援します ^ ^
無料資料ダウンロード
FC本部立ち上げを進めていく際の手順やポイントをまとめた資料を無料進呈しています。宜しければ、下記よりダウンロードください。
セミナーのご案内
店舗ビジネスの多店舗展開やのれん分け・FCシステム構築を進めていくため、具体的にどう取り組んでいけばいいのか、どのような点に留意すべきか等を分かりやすく解説する実務セミナーを開催しています。
セミナー一覧ぺージへ