代表ブログ

生産性向上の裏にある落とし穴

こんにちは。
常進パートナーズの高木です。

ここ最近、

・省力化
・無人化
・DX化

といったテーマを
よく耳にするようになりました。

人手不足の影響もあり、
設備やシステムを導入して
生産性を上げていこうという流れは、
今後ますます加速していくと思います。

ただ、この流れの中で
一つ気をつけなければならないと
感じていることがあります。

それは、

生産性を上げることと引き換えに、
自社の強みを失っていないか?

という視点です。

例えば、

スタッフとお客様の距離が近く、
コミュニケーションの質の高さを
強みにしている飲食店が、

深く考えずに
テーブルオーダーシステムを
導入するとどうなるか。

確かに、オーダー業務は効率化され、
人件費も抑えられるかもしれません。

しかしその一方で、

・顧客との会話の機会が減る
・顧客との関係性が希薄になる

といった変化が起きる可能性があります。

つまり、

本来の強みを削ってしまうリスクがある

ということです。

もちろん、
すべての設備・システム導入が
悪いわけではありません。

重要なのは、

どこに導入し、どこに導入しないのか

を明確にすることです。

基本的に、

生産性や効率性を高める勝負は、
資本力を持つ大手企業の領域です。

中小企業が同じ土俵で戦っても、
勝ち目はほとんどありません。

一方で、中小企業には

・人と人との関係性
・細やかな対応
・現場での柔軟な判断

といった、

大手企業が苦手とする領域で
強みを発揮できる余地があります。

だからこそ、

すべてを効率化するのではなく、

あえて“非効率”な部分を残して
大手企業と差別化をする

という考え方もあります。

例えば、

・会話を生む接客はあえて残す
・関係性構築の時間は削らない
・人の介在価値が高い部分は守る

といった判断です。

設備やシステムの導入は、
自社の強みを最大化するための選択
になっているか。

この視点を常に持つことが
大切だと思います。

省力化・効率化の流れが強まる今こそ、
自社の価値の源泉は何か。

どこは効率化し、
どこはあえて残すのか。

一度立ち止まって整理してみると、
経営の方向性がより明確になるかもしれませんね(^^

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