こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
7月から、
私のこれまでの経験を体系化した
自発的人材育成プログラム
をリリースしました。
それにあたり、
日々、人材育成のあるべき姿を探求し
コンテンツをブラッシュアップしています。
この整理を進める中で
我々が大切にしている考え方があります。
それは、
「何を教えるか」ではなく
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「どんな気づきを与えるか」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
という視点です。
人材育成や研修といえば、
どうしても
「何を教えるか」
に意識が向きがちです。
「接客の技術を教えよう」
「マネジメントの考え方を伝えよう」
「数字の見方を身につけてもらおう」
…など。
もちろん、
こうした知識やスキルは
必要なものですし、
教えないと始まりません。
しかし、実際には
“教えたこと=身につくこと” ではない
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
というのが現実ですよね。
人は、他人から与えられた情報は
すぐに忘れてしまいます。
研修受けさせたけれど
何の変化もない…
そんな経験ありませんか?
一方で、
自分で「必要だ!」「大切だ!」と
気がついたことは
なかなか忘れません。
だからこそ、
我々は育成の場において、
「この人にどんな気づきを与えるべきか」
「どんな問いを投げかければ、自らの行動を見直すきっかけになるか」
ここから逆算して、
育成の内容や流れを
設計するようにしています。
たとえば、
接客の指導をしたいなら、
「あなたが顧客だったら、どう感じますか?」
と問う。
マネジメントに悩んでいる人には、
「部下が育っていないのは、何が原因だと思いますか?」
と考えさせる。
“教える”のではなく、“気づかせる”こと。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これが、長期的に人を変える
育成の本質ではないかと思っています。
人を育てる立場の方は、
ぜひ「何を教えるか」ではなく、
「どんな気づきを促すか」から逆算して
教育の内容や流れを設計してみてください。
きっと、育成の質が変わるはずです(^^)
無料メルマガ登録
専門コラムの他、各種ご案内をお届け中です。ぜひ、ご登録ください。

セミナーのご案内
店舗ビジネスの多店舗展開やのれん分け・FCシステム構築を進めていくため、具体的にどう取り組んでいけばいいのか、どのような点に留意すべきか等を分かりやすく解説する実務セミナーを開催しています。
セミナー一覧ぺージへ