こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
先日、法政大学の
ビジネススクールで
フランチャイズビジネスの最前線
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というテーマで、
中小企業における
FCシステム活用の現状について
お話しをさせていただきました ^ ^
わざわざ仕事後に
大学に通って勉強する方々に
お話しするということで、
なかなか緊張感ありました。笑
せっかくの機会なので、
教科書的な話にならないよう
私が現場で感じていることを
率直にお話ししました。
その中でも特に重要なポイントは
ここ10年ほどの間で
FC展開する理由や
FC加盟の目的が
大きく変化してきている
という点です。
例えば、FC本部の視点でいうと
これまでFC展開の目的と言えば
他人資本を活用して
スピーディーに100店舗超の
多店舗展開を実現すること
が主たる目的とされていました。
その結果として、
・市場での地位確立
・スケールメリットの享受
・高収益体質の確立
・盤石な財務基盤の構築
などを実現しようという
考え方ですね。
フランチャイズ=100店舗超の展開
という認識がある方も
多いのではないでしょうか。
もちろん、今でも
100店舗超の展開を目的として
FC展開を開始する企業は
多く存在するわけですが、
そうでない会社も
増えてきている印象です。
例えば、
それほど店舗拡大を
するつもりはないけど
目指す姿を実現するために
FCシステムを活用したい
という方も
最近では多くいます。
こういった方が
FCシステムに期待しているのは
ただ店舗規模を追求することではなく
想いを共有でき、
共に強いブランドづくりに取り組める
仲間が欲しい
とか、
チェーン内に経営者集団をつくり
環境変化に強い組織にしたい
といったことだったりします。
価値観が多様化している
現代らしい考え方です。
そして、
上記を実現しようとした場合、
必ずしも店舗数100店舗超を
目指す必要性はありません。
そんな背景から、
「小規模にFC展開したい!」
という方が
増えてきているのですね。
また、最近では
情報発信ツールが
発達してきたこともあり、
それほど大きな投資をしなくても
加盟希望者を集めやすくなっている点が
このトレンドを
後押ししているように感じます。
まとめると、
現代におけるFCシステムは
規模拡大の手段としてだけではなく、
中小経営者の多種多様な理想
を実現するための手段
として活用が進んできているのです。
FC=100店舗超の展開
という固定概念は捨てて
自分に合ったFCシステムの活用方法を
考えなければならないですね。
私たちも引き続き
令和時代におけるFC活用のあり方について
研究をしていきたいと思います(^^)
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