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のれん分け制度を導入後に、独立者を輩出するために必要な不安解消の方法とは

先日、のれん分け制度構築をご支援した企業の経営者と、半年ぶりにお話する機会がありました。
ちょうど一か月前に、「のれん分け制度」を使って、最初の独立者が開業されたばかりのタイミングでした。

社内外に向けた広報資料として「のれん分けで独立開業するまでの動画」を作成され、そこには、独立者の不安とそれを乗り越えて独立する姿が描かれていました。
今回はこの事例をもとに、独立者の不安を解消して独立者を輩出する方法について、まとめてみたいと思います。
なお、店舗ビジネスのキャリアの限界を突破する「のれん分け制度」づくりや成功のポイントを知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

事業拡大したい経営者必見!のれん分け制度をつくる7つの手順と、成功の3つのポイント

(1)独立者の不安を解消する方法とは

独立者が持つ一番の不安は、当然ながら「売上と利益を出していけるのか」という、集客や売上の不安です。
実際に本人と奥様のインタビューでも、その点が挙げられていました。

ただしこの売上に対する不安は、どんな商売や独立開業にもつきまとう不安であり、0にはできないことです。
しかし事前に少しでも不安を低減して、明るい見通しを持たせるための方策は、「独立させるまでに現場でのオペレーションをしっかり指導するとともに、経営的な視点で自律的に行動させる」、そして既存店での独立であれば「お客がついている状態で独立させる」ことでしょう。

この企業では、直営店舗の社員に対し、事業責任者が「すぐやれ!今やれ!できるまでやれ!」と現場で指導し、すぐに行動へ移す姿勢を、日ごろから教育していたようです。
「結果を出すためには、一定レベル以上の行動量が必要である」ことを社員時代に身に着けることができれば、独立した際には、社員時代以上の質と量の行動が期待でき、成功する確率は高くなることでしょう。

さらにこの独立者は、新店舗を店長として軌道に乗せていたことから、売上と利益を出せる見通しを持って独立に臨めたようです。
動画の中でも、いよいよ独立という朝に「社員を経ずに自分で開店しても、今と同じような気持ちではなかったと思う」といった言葉があり、不安よりも経営者となる喜びを感じていることが、その表情から伝わってきました。

(2)経営者の「独立を応援する姿」を伝える

またこの企業の経営者は、「チャレンジすること」を企業の社是として、社員に推奨していました。
常々「経営者の先輩として、これからは多くの経営者を輩出していきたい」という想いも、周囲に語っていたようです。

そういった経営者の独立を応援する姿勢や「経営者になったら面白いぞ!」というメッセージは、じわりじわりと組織に染み込み、いつの間には組織風土につながるのでしょう。
実際に、この企業では第一号独立者の活躍を見て、現在は次の独立者対象者が準備に入っているそうです。

「のれん分け制度」は、制度そのものが形として見えること、本人がその制度を使う意志があること、そしてその制度を使うことに対する前向きな職場の雰囲気がなければ、なかなか利用者が増えないのです。
なので経営者の発する言葉や語るビジョンによって、「経営者が心から独立を応援している姿」が伝わることで、独立を考える人には「会社がバックアップしてくれている」というメッセージとなり、のれん分け制度を利用する不安の解消につながっているのではないでしょうか。

(3)独立しても仲間である

動画の中に、店舗のお祝い会で「そうだった、もう社員じゃないんだ。これからは経営者だね」と、元同僚が独立者に声をかけている場面がありました。
その口調には親しみがあり、社員と元社員というよりは、「仲間」という言葉がぴったりです。

この「仲間のまま独立できる」関係性が、独立者にとって、のれん分けでの独立することの大きな魅力であり、独立への不安を解消する要因の一つではないでしょうか。
と同時に経営者にとっても、「仲間と言える経営者が周りにできていく」ことは嬉しいことではないでしょうか。

今回の事例では、「のれん分けで独立者が出ました!」と経営者からご報告いただくだけではうかがえない、実際に独立するまでの様子を垣間見ることができました。
そして「のれん分け」は、独立者の一生を変える可能性を持つ制度だと、制度構築と運用サポートをする立場として、あらためて身の引き締まる思いでした。

なお、多くの店舗ビジネスにおける独立は、「企業から距離を置いて独立する人」「顧客を持って裏切りに近い形で離れる人」が多く、経営者として口惜しさと同時に寂しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
実際のコンサルティングでも、ほとんどの経営者は「手塩にかけた社員が自分から離れる形で独立していった」ご経験があるようです。

そのようなお悩みを持つ方は、「のれん分けで独立支援」を検討してみてはいかがでしょう。
今回のような「仲間として社員が独立していくこと」が実現できるかもしれません。
そして今後も常進パートナーズでは、「企業と社員のWin‐Winの関係の実現」を目指すのれん分け制度構築のお手伝いをしてまいります。

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