こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
春になり、過ごしやすい季節になりましたね。
自然と気持ちも明るくなり、新しい取り組みをはじめる方も多いのではないでしょうか。
当社にも、ここ最近、フランチャイズ本部立ち上げやのれん分け制度構築
についてのご相談が急増しています。
新年早々パンクしそうな状況ですが、ありがたい限りです^ ^
馬車馬のように働きたいと思います。
さて先週は、フランチャイズ本部立ち上げについて、3社からご相談をいただきました。
なお、フランチャイズ本部構築の進め方や成功のポイントについて詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
3社に共通していた悩みは、フランチャイズ本部として必要な仕組みを整えることに加え、
フランチャイズ本部立ち上げ後、加盟店をどのように集めていくか
という点です。
フランチャイズ本部として仕組みが整ったとしても、加盟者が集まらなければフランチャイズになりませんから
これは至極当たり前のことでしょう。
フランチャイズ本部を立ち上げる際には、加盟希望者をどのように集めていくのか、
その戦略を予め決めておくことが不可欠です。
弊社でも、仕組み整備と並行して、加盟店開発戦略のあり方をアドバイスさせていただいています。
加盟店開発のポイントは多々あるのですが、最重要ポイントを一言にまとめると
1年単位の時間軸で、加盟希望者との信頼関係を構築する
という点に尽きるのではないかと思います。
というのも、加盟希望者にとって、フランチャイズ加盟という決断は
個人であれば人生を、法人であれば会社の命運を左右する、重大な意思決定となるからです。
例えば、家を購入しようと考えたときに、住宅展示場に行って説明を受け、
その後すぐに購入を決断する人は少数派でしょう。
多くの場合は、様々な情報を収集し、その他の住宅展示場も巡って、
熟考したうえで購入を決断するのではないでしょうか。
フランチャイズ加盟も同様です。
展示会に出展したり、フランチャイズ情報サイトに掲載したりすれば、
加盟希望者と出会うことは可能です。
しかし、すぐに加盟にいたる可能性は低いのです。
ですから、フランチャイズ本部としては
加盟店開発を“点”で捉えるのではなく、1年単位の時間軸、
すなわち“線”で考える必要があります。
例えば、すぐに加盟に至らなかった人に、定期的・継続的に経営方針やフランチャイズの魅力を情報発信し、
関係性を構築していけば、1年後には加盟に至るかもしれません。
展示会や情報サイトの利用には、大きなコストがかかります。
出会った加盟希望者とその場限りで関係を終わらせてしまったら、
いつまで経ってもそのコストを掛け続けなければなりません。
一方、出会った加盟希望者を、定期的・継続的な情報発信先としてリスト化しておけば
時の経過とともにリストが蓄積しますので、コストを掛けずとも安定的に
加盟店を開発できるようになります。
このような加盟店開発の仕組みを、フランチャイズ本部立ち上げの初期段階で構築しておくことで
中長期的に安定して加盟店を開発できるようになるのです。
弊社では、この加盟店開発の仕組みを、WEBを活用して構築していくことを推奨しています。
加盟店開発についてお悩みであれば、是非ご相談いただけますと幸いです^ ^
なお、加盟店開発について詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
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