こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
最近、次世代リーダーの育成を
お手伝いする機会が
以前にも増して多くなってきました。
どんな取り組みをしているのかというと、
ざっくり言えば次のような流れになります。
1)知識の習得
リーダーとして必要な考え方や視点を、
研修の中でしっかり伝える
2)学んだ内容の実践
その内容を職場で実践してもらい、
結果や気づきを発表してもらう
3)フィードバック
発表された内容に対し、
我々や他の参加者から
具体的なフィードバックを行う
4)行動のブラッシュアップ
フィードバックをもとに、
次の行動を修正・改善していく
これらを数か月〜1年程度のサイクルで、
継続的に取り組んでいきます。
ここでのポイントは、
単に「知識をインプットする場」にしないこと。
『実践 → 振り返り → 改善』
という流れまでしっかり組み込むことが、
成長に欠かせない要素になります。
というのも、
多くの研修でありがちなのが、
学んだだけで終わってしまうパターン
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です。
「知っている」と「できる」は
まったくの別物で、
知識を得ても、
それを使わなければ意味がありません。
せっかく外部研修に出したのに、
結局何も変わらなかった…
そんな経験、思い当たる方も
多いのではないでしょうか。
(私も昔はよく失敗していました…汗)
多くの場合、これは
学んだ内容を試してみて、
それを振り返って改善するという流れが
設計されていないことが原因です。
逆に、このサイクルさえしっかり回れば、
継続的に働きかけていくことで
人は着実に変化・成長していきます。
先日も、弊社が1年かけて
サポートをしてきた飲食企業の経営者が
このように言ってくれました。
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育成を頑張っても
ずっと変化が見えなかったものが
高木さんの言葉を信じて
1年かけて取り組んできた結果
少しずつ組織と人が変わる姿が
見えてきました。
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地道な力を続けているのだから
私から見ると、変化が生まれるのは当たり前です。
ですから、
リーダーを本気で育てたいとお考えなら、
「実践」「振り返り」「行動修正」まで
一貫して教育設計に組み込まれているかどうか。
そして、それを継続的に繰り返していく
仕組みになっているかどうか。
ここを一度、
見直してみるとよいかもしれません(^^)
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