こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
最近、店舗展開を
進めている企業様との
打ち合わせの中で、
独立支援制度
いわゆる“のれん分け制度”
について、
よくご相談をいただきます。
中でも多いのが、こんな質問です。
===
独立支援の仕組みって、
実際に独立したい社員が出てきてから
整備したらいいですよね?
===
一見、もっともなご意見です。
仕組みだけ作っても
独立希望者がいなければ意味がないし、
制度構築にもコストがかかります。
だから
「希望者が現れてから整備しよう」
という判断になりがちです。
ですが…
この考え方には、
ある“盲点”があります。
それは、
===
制度が“ない”状態では、
希望者そのものが生まれにくい
===
という事実です。
たとえばあなたが社員の立場だったとして、
「将来、独立して店舗を持つ道もあるよ」
とだけ言われても、
実感がわかないのではないでしょうか?
人生をかけた選択をするには、
・仕組みはあるのか?
・条件は?
・リスクは?
・収支のイメージは?
などといった
具体的な情報がなければ
検討さえできないのではないでしょうか?
そうなのです。
「制度が整っていない」
=
「選択肢にすら入らない」
これが現実です。
さらに言えば、
制度がないまま希望者が現れたとしても、
いざ制度をつくってみると
「こんな制度だと思わなかった…」
「話が違ったのでやめます…」
と辞退されるケースが多く見受けられます。
だからこそ私たちは、
===
制度を整える
↓
それを示して共感する人を募る
===
この順番で進めることを
強く推奨しています。
実際にのれん分けで
成功している企業のほとんどは、
あらかじめ制度を形にしており、
そこに共感する人材が手を挙げています。
もし、あなたの会社でも
「独立支援制度を活用して組織を強くしたい」
「幹部候補を社内から育てたい」
とお考えでしたら、
まずは制度のたたき台を
整えるところから始めてみてください。
そこから、次のステージが始まります(^_^)
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