こんにちは。
常進パートナーズの高木です。
弊社がFC加盟店として
ヨガスタジオ事業に参入してから
1年程度が経過しました。
ヨガスタジオ事業に参入した目的は
様々あるのですが
その目的の一つに
令和時代の人材マネジメントのあり方を探求する
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というものがあります。
というのも、
クライアントの経営者とお話ししていると
「最近の人は○○で大変」
「昔とは違う」
なんていう話を耳にするので
最新の実態を私自身が体験することで、
クライアント企業により貢献できるのではないか
と考えたからです。
そんな想いをもって、
久しぶりに店舗マネジメント業務に
チャレンジすることになったのですが
実際にやってみると
たしかに10年前と今とでは
マネジメントの難易度が全然違いました。汗
お恥ずかしい話、
たくさんの失敗を経験しましたね。。
店長時代に続き
組織崩壊の危機も経験しました。笑
今の時代、人手不足が深刻化しているので
働き手は会社を辞めても
他に働く場所はいくらでもあります。
また、年功序列・終身雇用が過去の話となり
転職することへの抵抗もなくなっています。
なので今の時代、社員が
・仕事に対してやりがいを感じられない
・自分の働きが会社から賞賛・承認されない
・プライベートが犠牲になる
・会社や上司のことを信頼できない
等の要素があると、
・会社が指示した取り組みが実践されない
・実践されても、やる気がないので質が低い
・最悪、離職してしまう…
といった結果になってしまうんですね。
昔も同じ問題はあったのですけど
人手不足問題や労働者保護の流れから
労働者の地位が高まったことで
問題が深刻化しやすくなっている気がします。
結果、昔は成果が出ていたマネジメント方法を
そのまま実践しようとしても
成果が出るどころか組織が破綻する
ということがよくわかりました。
より具体的に言うと、過去の時代は
成果につながる行動を特定して
それを従業員が実践するよう
指示・管理していれば
成果を出すことができました。
だけど、今の時代に
働き手の感情や思考を無視して
それをやろうとすると
離職や組織崩壊につながる可能性が高いです。
なので、成果を出したいと
考えるのであれば
・仕事に対してやりがいが感じられる
・自分の働きが会社から賞賛・承認される
・仕事とプライベートが両立できる
・会社や上司のことを信頼できる
といった前提を整え、
社員が成果につながる行動を
自然と実践するように
働きかけていかなければならないのですね。
この1年間の試行錯誤を通じて
このことを痛感しています。
例えば、弊社が実践した
取り組みの一部を紹介すると
・組織が目指す目標や仕事を進めていくうえで
大切にする行動・姿勢を明文化して継続的に共有
・日報に対する返信で、日々、
スタッフへの感謝・賞賛・承認を表現
・スタッフのプライベートに配慮した
コミュニケーションルールや勤務シフトを作成
・スタッフの意見、要望、不満を流さず
誠実に対応
・成果を出すための取り組みは
スタッフ自身で考え、決定させる
などなど。
手間はかかるのですけど
このような取り組みを継続することで、
スタッフのモチベーションや仕事に対する姿勢は
とても前向きなものに変化してきています。
私たちが取り組んできた
今の時代のマネジメントのあり方を
体系化することができつつあるので
今後は、この内容についても
情報発信していく予定です。
ご期待ください (^^)
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