代表ブログ

『無人型ビジネス』のフランチャイズについて考える

こんにちは。
常進パートナーズの高木です。

最近、無人型ビジネスが増えていますね。

・無人小売店
・無人エステ
・無人フィットネス などなど

無人型ビジネスのFCも続々と登場していて、
今後どんどんと伸びていきそうな雰囲気です。

無人型のビジネスモデルだと、
多くの経営者を悩ませている

「人材の採用や育成の問題」

を回避できるので、
FC加盟する側としても
魅力を感じるかもしれませんね。

ただ、決していいことばかりではない点に
注意が必要です。

例えば、
無人型ビジネスの先駆者の筆頭に
コインランドリーがありますが、

登場したばかりの段階では
非常に高い収益性だったものが

市場が成長し、競合が増えた結果
あっという間にサービスが同質化し、

経営環境が厳しくなった歴史があります。

私の記憶だと、
その間わずか2~3年程度だったように思います。

業績好調な様子を見て
競合が一気に参入したのですが、

同じスペックの機械を導入した
コインランドリーが近くに出来ると、

サービスの品質自体に違いがないため
顧客は自宅からの距離の近さや価格の低さで

利用するお店を選ぶように
なってしまったのですね。

「人」を省くということは
その分、他社に対する優位性を
持続することが難しくなる点は
認識しておいた方がいいでしょう。

そしてFCに加盟する場合、
たとえ業界やチェーン全体の売上が
伸びていたとしても、

自店舗の売上が下がってしまったら
まったく意味がありません。

無人型ビジネスのFCに
加盟しようと考える場合、
この点は特に注意が必要です。

チェーン全体の売上は伸びているものの
1店舗当たりの売上は低下している。

こういったことがよくあるのです。

私個人の考えとしては
無人型ビジネスのFCに加盟するのであれば

短期回収を最優先し、
競争環境が厳しくなって
利益確保ができなくなったら撤退する

または、

既存事業に組み合わせる形で参入し、
相乗効果を発揮させる
例えば、整骨院が空きスペースに
セルフジムを入れるなど

などといった活用方法が
よいのではないかと考えています。

みなさんはどのように考えますか?

目先の勢いに流されず
自分自身の判断基準を持つことが
大切かもしれませんね ^ ^

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